忍者ブログ

CHABANISM!BLOG

劇団茶番主義!(ちゃばにずむ!)のブログ。 次回公演は2016年6月3〜5日「異国の心臓−反芻−」@中野スタジオあくとれ            ★HP http://chabanism.chakin.com/ ★twitter @chabanism2013

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

小屋入りしました/穴を掘る人・午前

今日は楽しい小屋入りの日です。

美術も衣装も音響も照明も映像も、やっとあるべき場所で一同に会します。
劇場には観にいくだけで心は高鳴りますが、自分がやる側になるとたまらないですね。
何度やっても、どんな緊迫した状況でも、心躍ります。

劇場に入ると役者の演技が変わります。
お気に入りの服を着ている日は調子がよくなるのを、何倍にも濃くしたようなものです。

今回のお話の主人公の一人、”午前”は、故郷の街が滅んでから
9年間ずっと穴の中でオパールを掘って暮らしている人間です。

9年間、来る日も来る日も、ただオパールを掘ることだけを考えて生きています。
そうやって同じことをずっとやっている人は凄い人です。
ですが確実に、恐ろしい人でもあります。そして弱い人でもあります。
まして女性なので、その恐ろしさは余計に美く光り、弱さは強烈な危うさを発します。

川原茜は、茶番の劇ではいつも狂言回しのミステリアスな役をやってもらうことが多いですが
今回はむしろ運命に翻弄される側、狂言回しとは逆の役です。

そんな脆くて怖い茜の中に、小屋入りして、美術の中で衣装を纏うと
いつもの怪しい美しさが宿ってきました。

いいとこどりです。

まだ小屋入りして1日目。
残り2日でどんな午前をお届けできるか楽しみです。

ではでは。


階段で何かに気がつく川原


山科有於良

拍手[0回]

PR

最終ビジュアル??

みなさんごきげんよう。真山です。
なんと、明日は小屋入り!ということはもうすぐ本番です!!本番大好き人間の僕としてはテンションが上がって仕方ないのですが…ここでみなさんにご報告があります。
宣伝用の最終ビジュアルの公開です!!それがこちら…

南米風の話から遂に古代ローマの話になっt…嘘です。こんなくだらないことばっかりやってますが、心配しなくても稽古はちゃんとやってますのでご安心を!!劇場でお待ちしております!よろしくどーぞ。

拍手[0回]

歴代茶番フライヤーを振り返る…

ついに稽古は残すところ1日!
ドキドキしますね〜ソワソワします

稽古と並行してフライヤー置きにも奔走しておりますが、ここで過去の茶番フライヤーの歴史をさかのぼってみようと思います!
これずっとやりたかった!

第1回公演 異国の心臓


この時は川原 新保 横井で必死に作りました
物語に出てくるキクイムシの迷路をモチーフにして、砂絵を作ろう!
ということで、大学の図書館で迷路の本を参考にしながら物語に出てくるモチーフを一生懸命迷路の形にはめ込んだのを覚えています(笑)



演出がフランス人みたいに褒めてくれました


旧茶番ロゴ

これも覚えてたのイラレで必死に作った思い出

第2回公演 阿闍世


ここからはスーパーデザイナー小山が参入
異国では新保と一緒にアニメーションを担当してくれていました
私はこの題字がとても好きです
いきなり洗練された感じになりましたね
阿闍世の哀愁が漂っています

撮影風景


そしてずっと温めて?おいた秘蔵写真!
奇跡の没ショット


羽が生えているみたいでお気に入りです

ここから今の茶番ロゴが誕生しました

うん、かわいい


第3回公演 不幸の星


またぐっと洗練されましたね
阿闍世とはうってかわってポップで可愛いフライヤーです
衣装では加藤美紀が参加してくれました
裏の文字詰めもかわいい!
みんなもれてますね〜〜
山田さんの足が長すぎますね、詐欺です
実は正臣君もなで肩すぎて、肩を引き伸ばして上にあげてるそうです
フォトショップおそるべし

ジャンピング撮影風景


そして!こちらもずっと温めておいた!秘蔵画像!!!
仮フライヤーの全員川原version!!!!

すごいシュールさ
どこ見ても川原です 本フライヤー見てからだとなお面白いですね

第4公演 悪意へようこそ!


これはまた今までと違ったフェティッシュな仕上がりですね
アートディレクターに上原彩が参加してくれています
デザインは変わらず小山

他衣装案



とお気に入りショット



第5回公演 明日はParadise



さあさあ!
そして今回の公演、アスパラとなるわけです!
衣装とヘアメイク、全体の監修が私 川原
カメラマンを大塚淳希さんに参加していただきました
本当に技術が素晴らしく、色々試しながらの撮影はとっても楽しかったです
そしてデザイン小山
写真の美しさはそのままにパラダイス感たっぷりのポップで可愛らしいデザインに仕上げてくれました!!!

みなさん、どうでしたでしょうか〜
茶番はフライヤーも見所の一つです
ご観劇予定の方は当日パンフレットとチケットもぜひぜひお楽しみに!

拍手[0回]

細分化して再構築

こんばんは、山田です。
今日はコンビニで担々麺を見かけて猛烈に食べたくなりすぐさま購入しましたが、
案の定白いトップスにシミをつけました。お約束ですね。

それはそうと、
そのコンビニの店員さんとの間で一瞬交わされたやりとりを本日のネタにします。

お金を受け取ったあと、
おつりとレシートを同時に渡す。
わたしに対応してくれた店員さんは、今回たまたまそのリズムが崩れてしまったようで、レシートを置き去りに、おつりを先に手渡してくれました。
彼女が慌ててレシートを差し出すタイミングよりコンマ1秒先に、レシートが要らなかったわたしは手を引っ込めていたので、そこで一瞬止まったのち、彼女は何も言わずレシートを廃棄してくれました。

この間、長く見ても2秒。
交わされた言葉は一言もありません。

それなのに、わたしは彼女の動きからどんなことを考えているか大体わかるし、彼女もわたしが考えていることがわかっている。
これって本当に面白いと思います。

わたしにお芝居を教えてくれた方が
「芝居は細かく細かく日常を切り刻んで、再構築していく作業だ」とおっしゃっていたのを思い出します。

どんな小さな動きにも、なにかしらの理由がある。相手がいるなら、その人からの働きかけがある。
そういうものをこれ以上ないくらい細分化して、組み立て直していく。けっこう大変なことです。

でも今日のわたしとコンビニ店員さんのやりとりのように、みんな当たり前のようにそれをやっているし、逆にお芝居のなかでそれができていないと、どこかぎこちなく感じてしまう。

日常って本当に果てしないし、人って本当に敏感ですね。
そんなことを実感した出来事でした。


しまった、夜更かししてしまった。

明日も朝から稽古、がんばります! 

拍手[0回]

キャラクター紹介① フォトグラファー・昭五

残暑らしい暑さになってきましたね。山科です。

二人芝居の片割れ、写真の左の方、
真山正臣が演じる役は昭五という名前です。
自称新米フォトグラファーで、夢と希望だけ食べて生きているタイプの人です。
作中、いろんな事件や惨劇があるのですが
彼は何が起こってもおかまいなしにぱしゃぱしゃ撮り続けます。
女の子が泣いていようが、人が死のうが、それがシャッターチャンスである限り彼の指はとまりません。


すごくうっとおしいですね。

でも、うっとおしいけどなぜか憎めない…
なんかこの人ならこんなでも仕方がない気がしてくる…
あぁでもやっぱりこの人嫌だ……
昭五はそんな人です。
顔と嗜好に似合わず意外と思慮深い真山くん。
うまいこと昭五までたどり着いてくれることを願い、日々稽古に励んでいます。
次回は午前!

あうら

拍手[0回]

プロフィール

HN:
chabanism!
性別:
非公開

P R